いたるところでみかけるようになるこの植物は
「セイタカアワダチソウ」です。
彼岸花が田んぼの周りを赤で縁取っていた季節が通りすぎると
次はこのセイタカアワダチソウの黄色が一気に広がります。
ふさふさした黄色の花がゆれていると鼻がなんとなくむずむずしてきますが、
ブタクサのように花粉を大量に出す植物ではないようです。
逆に、ミツバチなどの虫たちに花粉を運んでもらう種類の植物です。
広いところに群生していたりすると、ちょっとこわくて
なんとなくマイナスのイメージをもってしまいますが、調べてみると
人や環境にそう悪い影響を与える植物ではないようです。
法面に群生してくれることで土留めの効果を発揮してくれます。
1本だけでみかけることがなかなかないのは、自分にあった土地には
他の植物をおしのけて広がる性質があるからのようです。
芝のセントオーガスチングラスと同じアレロパシー効果というものを持っていて、
他の植物が発芽しにくい物質を出すのが特徴です。
みなさんのお住まいの場所の近くにもきっと生えているはずですので
また機会がありましたらよくよく観察してみてくださいね。
意外とお花も生けるとかわいいかもしれません。
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今治市・西条市エクステリア&ガーデンのお店 C.プランツ
高橋