木々をより一層元気な状態でお庭にお届けするには
どうしたらよいのだろう?よい土壌づくりとは?
そんな思いで、学びを進めていき、出会うことのできました
奈良県吉野でのワークショップ。
昨年末のことですが、遅まきながらそのご紹介です。
2004年7月、吉野山を含む「紀伊山地の霊場と参詣道」が、
ユネスコの世界遺産に認定されましたよね。
吉野といえば、桜。
そこで、吉野の良さをもっと伝えられないかと、
山の山頂にもともとあった木々を伐採し、
桜を植樹し、公園を新たにつくられたそうなのですが、
逆に山を荒らしてしまう結果に。。。
今回参加させていただいたのは、
以前のような緑豊かな山へ、豊かな土壌環境へ近づけるために
活動されているワークショップでした。
地元の方々など、総勢30名以上が参加され、
千葉県にある高田造園設計事務所の高田さん指導のもと、
スコップで土壌を掘り、燻炭を撒きいれたり、
シカの被害に桜の木があわないよう代わりのえさとなる
コナラやシイの木の苗木を植樹したり、
今の山の状態に必要な対策を朝から夕方まで作業されていました。
このワークショップに参加させていただき、
一朝一夕にはいかないとは思いますが、
これまで自分自身になかったお庭での土づくり・土壌改良のヒントを
いただいたような気がします。
次回のワークショップは2月とのこと。
今回の作業がどのような変化を山や土壌にもたらしているのか、
ぜひこの目で確かめにいきたいなと思っています。